固定資産税は、不動産を所有している方々が毎年支払わなければならない税金です。
近年、キャッシュレス化が進む中で、固定資産税の支払いにもキャッシュレスサービスが利用されるようになってきました。
この記事では一つのキャッシュレスサービスである楽天ペイに焦点をあて、楽天ペイで固定資産税の支払いが可能かどうかについて解説していきたいと思います。
楽天ペイを利用している人や、利用を考えている人にとって、固定資産税の支払いに楽天ペイが対応しているかどうか気になることがあるかもしれません。
この記事を読むことで、楽天ペイ以外にも対応している楽天サービスや、楽天ポイントの貯め方についても理解できるので、参考にしてみてください。
楽天ペイで固定資産税を支払う方法
楽天ペイは現在、固定資産税の支払いには対応しています。
既に2023年4月17日から支払う事が可能です！
「楽天ペイ（請求書払い）」、地方税統一QRコード「eL-QR」が4月17日から利用可能に
なお、楽天ペイ以外の楽天サービスでは、現在既に固定資産税の支払いに対応しているのは、楽天銀行と楽天カードのみです。
したがって、楽天サービスを利用して固定資産税を支払いたい場合は、楽天銀行か楽天カードのいずれかの手続きが必要となります。
楽天カードで固定資産税を支払う方法とポイントの還元率
楽天銀行の口座を開設し、楽天のクレジットカードやデビットカードを作成している人には、固定資産税の支払いで楽天ポイントを貯める方法があります。
具体的には、楽天カードを使用して固定資産税を支払うことで、ポイントを貯めることができます。
ただし、納税方法は市区町村によって異なるため、支払い方法は事前に確認が必要です。
たとえば、納税先の市区町村が提供しているウェブサイトで、必要事項（クレジットカード番号など）を入力して固定資産税を納税する方法があります。
楽天カードを使用して固定資産税を支払うと、ポイントの還元率は0.2%となっています。
支払った税金に応じて手数料が発生することにも注意が必要です。
納税額によって手数料が異なる場合がありますので、納税額と手数料の関係を事前に確認しておくことをおすすめします。
なお、楽天のサービスである楽天Edyや楽天ペイでは、現在のところ固定資産税の支払いはできません。
固定資産税の支払いでお得に楽天ポイントを貯めたい場合は、楽天カードを利用する方法が有効です。
他にも、楽天デビットカードや楽天銀行の口座振替、楽天銀行のアプリやPayPayの「まとめて支払い」、au Payの「かんたん決済」といった方法もありますので、自身に合った方法を見つけてください。
楽天デビットカードでの支払い方
楽天デビットカードをお持ちの場合、固定資産税の支払いにも利用することができます。
楽天カードと同様に、支払い方法はほぼ同じです。
しかし、楽天デビットカードを使用すると、ポイント還元率が異なります。
楽天カードでは0.2%のポイント還元率でしたが、楽天デビットカードでは1%のポイント還元率となります。
つまり、固定資産税の支払いでより多くの楽天ポイントを貯めたい場合、楽天デビットカードを利用する方がお得です。
ただし、ポイントを貯めるだけでなく、手数料の負担も考慮する必要があります。
ポイントよりも手数料が大きくなってしまう場合は、結果的に損してしまう可能性があるため、事前に確認することが重要です。
楽天銀行での口座振替方法
楽天銀行の口座をお持ちの場合、固定資産税を口座振替で支払うことによって楽天ポイントを貯めることもできます。
ただし、地方自治体によっては口座振替による固定資産税の支払いができない場合もありますので、事前に確認しておく必要があります。
固定資産税の納税通知書に記載された内容をもとに、楽天銀行のマイページから手続きを行います。
ただし、ポイント還元率は固定されておらず、楽天銀行の会員ランクに応じて異なります。
例えば、楽天銀行をよく利用していて会員ランクが高い場合、1回の口座振替につき3ポイントが還元されますが、使用頻度が低くランクが低い場合は1ポイントとなります。
これらのポイント還元率の違いを理解しておくことも重要です。
楽天銀行のアプリを使用して支払う方法
もし楽天銀行の口座をお持ちであれば、支払い方法の一つとして楽天銀行のアプリを利用することができます。
スマートフォンで楽天銀行のアプリにログインし、固定資産税のコンビニ払込用紙に記載されたバーコードを読み取るだけで支払いが可能です。
この方法は非常に簡単なので、手間がかからず便利です。
また、楽天銀行のアプリを使って固定資産税を支払った場合、10ポイントが楽天ポイントとして還元されます。
ポイント数が少なく感じるかもしれませんが、手軽さを重視する人にとってはとても便利な方法ですので、ぜひ活用してみてください。
楽天カードとPayPayを組み合わせて支払う方法
楽天カードを持っていて、かつPayPayを使用している場合、両者を組み合わせることで楽天ポイントを貯めることができます。
この方法は、ソフトバンク系列のスマートフォンをお持ちの方が対象です。
まずはじめに、PayPayへのチャージに「まとめて支払い」を利用してみましょう。
このサービスを利用すると、スマホ使用料とチャージ金額がまとめて決済されます。
そのため、楽天カードをスマートフォンの支払いに紐付けておき、固定資産税をPayPayで支払うことで楽天ポイントを貯めることができます。
楽天ポイントの還元率は、支払い金額に対して1%となっています。
楽天カードとau Payを組み合わせて支払う方法
楽天カードとau Payを組み合わせることで、楽天ポイントを貯めることもできます。
au Payの「auかんたん決済」を利用してみましょう。
まとめ
楽天ペイを使ってポイント還元を受け取れば実質固定資産税が割引になった事と同じ効果を得られます。
楽天のサービスを賢く活用すれば、固定資産税の支払いで楽天ポイントを貯めることも可能です。
自分にとって一番お得な方法を見つけて、積極的に活用しましょう。
